HOMETOWN|株式会社イチーナ

ランプロファイヤ岩脈

瀬戸内海国立公園の一つである鹿浦越岬(かぶらごしみさき)は、香川県東部に位置し、瀬戸内海に突き出た岬です。この岬は、白色の花崗岩と節理に入り込んだランプロファイアからなる岩脈が特徴で、白と黒の美しい縞模様を形成しています。ランプロファイアは、マグマが冷えて固まった黒色の岩石であり、煌斑岩(こうはんがん)とも呼ばれています。この岩脈は地質的に珍しく、世界的にも知られています。1942年には、「鹿浦越のランプロファイヤ岩脈」として国の天然記念物に指定されています。なお、一般的には鉱物を指す際には「ランプロファイア」と表記されます。鹿浦越岬の断崖は満潮時には海水面が上昇し、歩いて通ることができません。したがって、干潮(引き潮)の時間帯のみ、この美しい景色を見ることができます。

東かがわ市観光協会公式サイト
鹿浦越のランプロファイヤ岩脈:こちらから