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讃州井筒屋敷

讃州井筒屋敷は、引田という上方と瀬戸内海を結ぶ船の要港として栄えた町に位置しており、かつての四国の港町の懐かしい風景を楽しむことができます。かめびし屋から讃州井筒屋敷へと続く「市道引田本町線」では、赤壁となまこ壁の見事な色調が醸し出され、古き良き時代の雰囲気が堪能できます。この地域は2012年に手づくり郷土賞を受賞し、2018年には四国八十八景84番に選ばれています。讃州井筒屋敷は、江戸時代の1692年に創業し、引田御三家のひとつとして上方から江戸まで醤油を出荷し、引田醤油の名を全国に広めました。現在は歴史的な引田のまち並み散策の拠点として、観光施設として利用されています。東かがわ市による改修が行われ、2005年より一般に公開されています。建物は江戸後期から明治期に建築され、当時の趣をそのままに残しており、母屋の座敷や庭園を見学することができます。また、蔵を活かしたショップでは地元のアイテムのショッピングや地魚の料理、地場産業体験として、オリジナル手袋作りや和三盆型抜き、革のキーホルダーやコサージュ作りなどを楽しむことができます。世界に一つだけのオリジナルの手袋づくりや、しっとりした口あたりが評判の高い「讃岐和三盆」の型抜き体験が人気です。この体験では「混ぜ」「裏ごし」「木型を使った型抜き」の手順を行い、職人の気分を味わうことができます。

讃州井筒屋敷公式サイト:こちらから